アイドルなんかじゃありません!わたしの元義弟なんです!!
強く吸われ、ゾクゾクと背筋を熱が駆け抜けていく。
「あっ……」
チュッと音を立てて大都の唇が離れる。その場所を確認するように節のある指が私の肌を撫でながら、満足気につぶやいた。
「ん、可愛い」
「キスマークが可愛いなんて……」
可愛くない私から、そんな言葉がでる。
「由香里の白い肌に紅い花びらが舞い降りたみたいで可愛い」
「ばか……」
恥ずかしくなって、不貞腐れた素振りで横を向く。
すると、顎先を掴まれ、向き直された私の唇に大都の唇が重なる。
息をするのも苦しくなるようなほど、深い口づけに、体が熱を持ち始め、頭の中がボーッとする。
唇が離れると、綺麗なアーモンドアイが私を覗き込む。
「俺、独占欲強いから覚悟して……」
覚悟って、なんの覚悟だろう?
ぼんやりした頭で考えながら、コクリとうなづいた。
大都の瞳がスッと細まり、艶を含んだ色に染まる。そして、自分のシャツに手を掛けそれを脱ぎ捨てた。
野生の肉食獣のようにしなやかなで無駄のない、鍛え抜かれた筋肉質の体が晒される。
この美しくて意地悪な男に私の心は囚われてしまった。
けれど、それも悪くない。
「あっ……」
チュッと音を立てて大都の唇が離れる。その場所を確認するように節のある指が私の肌を撫でながら、満足気につぶやいた。
「ん、可愛い」
「キスマークが可愛いなんて……」
可愛くない私から、そんな言葉がでる。
「由香里の白い肌に紅い花びらが舞い降りたみたいで可愛い」
「ばか……」
恥ずかしくなって、不貞腐れた素振りで横を向く。
すると、顎先を掴まれ、向き直された私の唇に大都の唇が重なる。
息をするのも苦しくなるようなほど、深い口づけに、体が熱を持ち始め、頭の中がボーッとする。
唇が離れると、綺麗なアーモンドアイが私を覗き込む。
「俺、独占欲強いから覚悟して……」
覚悟って、なんの覚悟だろう?
ぼんやりした頭で考えながら、コクリとうなづいた。
大都の瞳がスッと細まり、艶を含んだ色に染まる。そして、自分のシャツに手を掛けそれを脱ぎ捨てた。
野生の肉食獣のようにしなやかなで無駄のない、鍛え抜かれた筋肉質の体が晒される。
この美しくて意地悪な男に私の心は囚われてしまった。
けれど、それも悪くない。