飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。
「中志津くんって、し……な、つ宮くんと仲いいよね」
「仲いいっていうか……腐れ縁」
「腐れ縁?」
「家近いから。 幼馴染みみたいなもん。 つっても俺は小二でこっち引っ越してきたからそれからだけど」
「そうなんだ……」
中志津くんは、そんな前から心のことを知ってるんだ。
「中志津くんから見て、夏宮くんってどんな人?」
「どんな人って?」
「えっと……いちクラスメイトの私から見ると、明るくてみんなと仲良くて、いつも余裕ある感じなんだけど。 中志津くんも、一緒?」
中志津くんは「んー……」と空を見上げた。
「……要領いいな、とは思う。 心ってテストの成績いいけど、あれヤマをあてることに長けてるんだよ。 先生と仲良くなって、その先生の性格とか癖を見つけて予測をたてる。 試験前はいつもいかに勉強せずに点とるかばっかり考えてるって言ってた」
「仲いいっていうか……腐れ縁」
「腐れ縁?」
「家近いから。 幼馴染みみたいなもん。 つっても俺は小二でこっち引っ越してきたからそれからだけど」
「そうなんだ……」
中志津くんは、そんな前から心のことを知ってるんだ。
「中志津くんから見て、夏宮くんってどんな人?」
「どんな人って?」
「えっと……いちクラスメイトの私から見ると、明るくてみんなと仲良くて、いつも余裕ある感じなんだけど。 中志津くんも、一緒?」
中志津くんは「んー……」と空を見上げた。
「……要領いいな、とは思う。 心ってテストの成績いいけど、あれヤマをあてることに長けてるんだよ。 先生と仲良くなって、その先生の性格とか癖を見つけて予測をたてる。 試験前はいつもいかに勉強せずに点とるかばっかり考えてるって言ってた」