飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。
八木澤さんってほんとにかわいい。
確か、いっぱいお土産買うためにおじいさんのご機嫌取り頑張るって言ってたもんね。
その貴重なお金を私のためにつかおうとしてくれるなんて……八木澤さん、なんていい子なんだろう。
「てか気になってたんだけど……なんか二人、仲良くなってない⁉」
八木澤さんの言葉に、私とセイラは顔を見合わせて照れ笑いを浮かべる。
「まぁ、いろいろあってね」
「え~いいないいな!私も仲良くなりたい~!ね、凛ちゃんって呼んでいい⁉」
「! もちろん! えっと、じゃあ、私も紗英ちゃんって呼んでいい……?」
「うん! りーんちゃん♪」
「さっ、紗英ちゃん……!」
「わーい♪」
紗英ちゃんは私の手を両手で握ってブンブンと上下させる。
わ、わぁ~! 友達が増えた……!
「はい、泣かない泣かない」
ジーンと来てしまっていた私の肩をセイラがポンポンと叩いた。
紗英ちゃんの後ろの方にいたキョンと目があって、よかったね、と口パクしてくれる。
それにまた涙腺が緩む。
うぅ……班決めの時の自分に教えてあげたい。
遠足楽しいよって。
確か、いっぱいお土産買うためにおじいさんのご機嫌取り頑張るって言ってたもんね。
その貴重なお金を私のためにつかおうとしてくれるなんて……八木澤さん、なんていい子なんだろう。
「てか気になってたんだけど……なんか二人、仲良くなってない⁉」
八木澤さんの言葉に、私とセイラは顔を見合わせて照れ笑いを浮かべる。
「まぁ、いろいろあってね」
「え~いいないいな!私も仲良くなりたい~!ね、凛ちゃんって呼んでいい⁉」
「! もちろん! えっと、じゃあ、私も紗英ちゃんって呼んでいい……?」
「うん! りーんちゃん♪」
「さっ、紗英ちゃん……!」
「わーい♪」
紗英ちゃんは私の手を両手で握ってブンブンと上下させる。
わ、わぁ~! 友達が増えた……!
「はい、泣かない泣かない」
ジーンと来てしまっていた私の肩をセイラがポンポンと叩いた。
紗英ちゃんの後ろの方にいたキョンと目があって、よかったね、と口パクしてくれる。
それにまた涙腺が緩む。
うぅ……班決めの時の自分に教えてあげたい。
遠足楽しいよって。