飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。
第1章 拾う。
眩しい太陽、高嶺の花
「月寄さん!」
学校の下駄箱で靴を持ち上げた時、声をかけられた。
見ると、この学校の学ランを着た男の子が私を真っ赤な顔で見てピシッと気をつけをしている。
口がへの字に曲げられていて、『緊張してます』と書いてありそうに硬い。
なんだろう……?
この男の子、誰だろう……。
「おはようございます!」
元気いっぱいに、挨拶された。
「……おはようございます」
とりあえず愛想笑いで返すと、
「っぎゃぁあああーーー!!」
「⁉︎」
突然男の子が飛び上がった。
ビックリして靴を落とす私に構わず、男の子は走って逃げていってしまう。
え?え?なに?私、なにか驚かせるようなことしちゃった⁉︎
訳もわからず目で追ってると、その男の子は友達らしい男の子達の元へ行って、笑う友達に頭を乱暴に撫でられたりしながらやっぱりハイテンションで飛び跳ねてる。
そしてその中の一人が私に向かって大きな声で言った。
学校の下駄箱で靴を持ち上げた時、声をかけられた。
見ると、この学校の学ランを着た男の子が私を真っ赤な顔で見てピシッと気をつけをしている。
口がへの字に曲げられていて、『緊張してます』と書いてありそうに硬い。
なんだろう……?
この男の子、誰だろう……。
「おはようございます!」
元気いっぱいに、挨拶された。
「……おはようございます」
とりあえず愛想笑いで返すと、
「っぎゃぁあああーーー!!」
「⁉︎」
突然男の子が飛び上がった。
ビックリして靴を落とす私に構わず、男の子は走って逃げていってしまう。
え?え?なに?私、なにか驚かせるようなことしちゃった⁉︎
訳もわからず目で追ってると、その男の子は友達らしい男の子達の元へ行って、笑う友達に頭を乱暴に撫でられたりしながらやっぱりハイテンションで飛び跳ねてる。
そしてその中の一人が私に向かって大きな声で言った。