飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。
きみが大切
朝の昇降口。
私は自分の下駄箱の前で一人、首を傾げた。
「……?」
私の下駄箱の中に、ゴミが入っている。
キャンディーの包み紙や、クシャクシャになったティッシュやレシートなど。
ひと握り程の、THE ・ゴミ。
「んん……?」
誰かが、その辺にゴミ箱がないから自分の下駄箱にとりあえず入れとこうとでも思って間違えちゃった、とか?
……いや、すぐそこにゴミ箱があるな。
……???
不思議に思いながらもそのゴミたちを持って、上靴に履き替えてそこにあったごみ箱に捨てる。
「あっ! 月寄さんだ……!」
いつものことながら、生徒たちのヒソヒソ話が聞こえてしまう、地獄耳。
「あー、残念」
……ん?
「だけどお似合いだよねー」
お似合い?
なんかいつもと噂の質が違う。
なんでだろう?
私は自分の下駄箱の前で一人、首を傾げた。
「……?」
私の下駄箱の中に、ゴミが入っている。
キャンディーの包み紙や、クシャクシャになったティッシュやレシートなど。
ひと握り程の、THE ・ゴミ。
「んん……?」
誰かが、その辺にゴミ箱がないから自分の下駄箱にとりあえず入れとこうとでも思って間違えちゃった、とか?
……いや、すぐそこにゴミ箱があるな。
……???
不思議に思いながらもそのゴミたちを持って、上靴に履き替えてそこにあったごみ箱に捨てる。
「あっ! 月寄さんだ……!」
いつものことながら、生徒たちのヒソヒソ話が聞こえてしまう、地獄耳。
「あー、残念」
……ん?
「だけどお似合いだよねー」
お似合い?
なんかいつもと噂の質が違う。
なんでだろう?