飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。

なんかこれ、本気の、



「っ…………告白みたい」


「……告白です」


　心臓、バクバク言ってる


「……」


　たぶん顔も真っ赤になっちゃって、わけわかんなくなってる


「……」


　……けど。


「……」


「……なんか言ってくださいよ」


　それ以上に心の方が、やばそうで。


「……フフッ」


　思わず笑っちゃって、心が振り返る。


「何笑ってんの」


　真っ赤な顔をバツが悪そうに歪めた心が、笑いをこらえきれない私の頬をふにゅっと軽く引っ張る。


「ふへへっ。だって、キャラひがう」

「……自分でもそう思う」

「ふひひ」