君と共に
小音のお母さんと手術室の前で待っていると先生が出てきた。

先生はつらそうな顔で「小音さんは運ばれたときから危険な状態で全力を尽くしましたが助けることができませんでした」そう言って頭を下げた。

誰よりも優しくて大好きだった小音は余命一年で沢山の人に迷惑をかけている私を残して先に天国に行ってしまった。

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