キミの翼が羽ばたく時。
「お兄ちゃん!」
私はキョロキョロしている制服姿のお兄ちゃんに駆け寄った。
「お、雫。相変わらず元気だな~」
「へへっ!来てくれてありがとう!」
今日は楽しみにしていた参観日。
約束通りお兄ちゃんは参観日に来てくれた。
ザワッ……
学校の廊下全体がざわめく。
…視線を感じる。
「?」
あ……みんなが見ているのは、『お兄ちゃん』だ。
お兄ちゃんは学校でもモテモテだと思う。
運動もできて頭もよくて、本当イケメンだから。
最初にお兄ちゃんを見た時、私でさえカッコイイと思った。
『カッコイイ』と言う理由以外にもあると思う。
だって参観日に普通高校生が来るわけない。
周りにいる人たちは、みんなおじさんやおばさんだ。
私はキョロキョロしている制服姿のお兄ちゃんに駆け寄った。
「お、雫。相変わらず元気だな~」
「へへっ!来てくれてありがとう!」
今日は楽しみにしていた参観日。
約束通りお兄ちゃんは参観日に来てくれた。
ザワッ……
学校の廊下全体がざわめく。
…視線を感じる。
「?」
あ……みんなが見ているのは、『お兄ちゃん』だ。
お兄ちゃんは学校でもモテモテだと思う。
運動もできて頭もよくて、本当イケメンだから。
最初にお兄ちゃんを見た時、私でさえカッコイイと思った。
『カッコイイ』と言う理由以外にもあると思う。
だって参観日に普通高校生が来るわけない。
周りにいる人たちは、みんなおじさんやおばさんだ。