キミの翼が羽ばたく時。
そして昼すぎ。
「…お兄ちゃん!お腹空いたよ~…」
私はお兄ちゃんの腕に縋り付いていた。
「ハイハイ、近くの喫茶店でも行く?」
「うん!」

こうして私たちは、喫茶店へ向かった。

私はなおもお兄ちゃんの腕に縋り付いていた。
「お兄ちゃん、春なのに今日暑いね。」
「雫お前自分の行動に矛盾を感じないか?」


そんなこんなで、数分たつと、すぐに喫茶店についた。
「お兄ちゃん、私ハンバーグ!」
私はテーブルにつくと、メニューの最初のページに載っているハンバーグを指さした。
「お子様ランチじゃなくて?」
お兄ちゃんがケラケラ笑いながら言った。


そしてお兄ちゃんはスパゲッティを頼んで、一緒に食べ始めた。


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