暴走族と私
考え事していたら、いつのまにか学校の校門の前だった。

「はぁぁぁー。なんで不良校が門しまってんの。」

わたしはあたりを見回した。誰もいないよね。

ぴょんっ 門を飛び越えた

「っていうかひろっ!無駄に広いね。」

理事長室どこなの。探すか。

ここか。勘で歩いたら見つけた。

ガチャ あ、ノックすんの忘れた。まあいいか。

「おぉ~きたか、優愛!」

「来いっていうからでしょ。」

「そうだったな!ごめんごめん」

はぁ、かえっていいかな。

「だめだぞ、帰ったら!」

なんで帰ろうとしたのわかるの。こわっ

「いや、声にでてるから。」

あぁそういうこと。

「で、担任は?」

「今呼ぶから。ピンポンパンポン 今すぐ五十嵐先生来てください。さもないとあんたの給料全部俺のものにするぞ!」

かわいそ、その先生。晃ちゃん鬼畜だね。
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