同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「……どうした?大丈夫か?」
 
 「うん。大丈夫」

 寝起きで立ち尽くす私を見て、クスッと笑う。
 
 「懐かしいな。お前の寝起き姿。変わらないよ」
 
 頭を撫でてくれる。

 「大和。お腹すいた」
 
 呆れた顔をして私を見下している。
 
 「……そういうところも変わってないな。どうする?下へ食べに行くか?ルームサービスにしてもいいぞ」

 「今何時?」
 
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