同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 「そうだな。明日は休みだしそうするか。お前も飲む?」

 「うん」

 「紗良、シャワー浴びたんだろ?」

 「うん、今日は久しぶりに暖かかったから汗掻いたし、先にもらった」

 「なら、俺も浴びてくるわ」

 「うん。おかず並べておくね」

 そう言い残して、自室へ戻ると、着替えを持ってシャワールームへ消えた。

 「紗良、お前料理前より上手くなっているような気がする」

 「それはそうでしょ。特別なスパイスが入ってる」
 
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