同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
「遠距離恋愛をどうやっていくかは話し合っていこうよ。もちろん、忙しいのも、慣れない生活で大変なのは大和のほうだと思うの。私が会いに行くから心配しないでね。でも食生活が心配。ご飯まとめて作りに行くね」
「紗良。俺、お前なしで寝られるか心配なんだよ。悶々としそう」
「やだ、こんなとこでそんなこと言わないで」
「定期的に俺の充電のために大阪来いよ。そうじゃないと、俺死んじゃうかもしれない」
「何言ってんのよ。もう、恥ずかしい」
「お前こそ、あーんとかして食べておきながら恥ずかしいとか今更言うなよ」
「下ネタのほうがよっぽど恥ずかしいでしょうが」
結局、甘い雰囲気はどこへやら、顔を見合わせて笑い合って終わった。