僕達の異世界転生
ま、とりあえず考えるのはやめるか。力の測定が始まるみたいだしな。



お、俺の順番が来たな。
・・・結果は俺はクソ弱いらしかった。どういう事だいったい。
その日のうちに俺は追放されたはずだったのだが、目の前に弥生がいる。何故だ。俺らしかいないみたいだし聞いてみるか。

輝羅「あの、弥生さんですよね?何故俺と来ているんですか?」

弥生「あれ?知らないの?俺も弱いって言われて追放されたんだよ?あんなに騒がれてたのにな〜」

輝羅「すいません。自分のことに精一杯で全然知りませんでした。」

弥生「いや、別にいーんだけどさ。て言うか、俺のことは弥生って呼んでよ〜敬語も無しの方が嬉しいな〜」

輝羅「いや、それは・・・」

弥生「いいじゃんいいじゃん。昔みたいに仲良くしよ?」

・・・は?何言ってるんだまさかとは思うけどバレていたのか?

弥生「バレてないと思ったの?わかるに決まってるでしょ‼︎幼馴染舐めないでよね!」

輝羅「マジか・・・」

弥生「輝羅がめっちゃ俺たちのこと避けるから悲しかったんだよ!あいつらも気づいてたよ。」

輝羅「いつから・・・気づいてたんだ?」

弥生「え〜と、高校入学して輝羅を見かけた時から・・かな?」

輝羅「そんな前から気づいてたのか・・」

弥生「当たり前!て言うか俺の方が驚いたよ〜何でそんな地味な格好してるの?髪色も違うし・・・」

輝羅「あ?これか?これは・・・」

弥生「輝羅俺たちは親友でしょ。家族と言っても過言がないくらいでしょ?大丈夫。話して?」

こいつなら、本当の家族より信じられる。信じてみよう。

輝羅「あれは、6年前のこと・・・」
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