23時のミャーの大冒険
「え?またいねぇの?」
俺は美弥の作ってくれたビーフシチューを頬張りながら、ミャーの寝床をチラッと見た。
「うん、最近昼間もだけど、夜も出かけて朝帰りしたりするの」
美弥が膨らんできたお腹をさすりながらルイボスティーを注ぎ入れ、俺の前と自分の手元にコトンと置いた。
「てゆうか、ここタワマンだけど?ミャーはどうやってここから出かけてんの?その辺にいるんじゃね?」
「それが、この間、こっそり跡をつけたらちゃんとエレベーターに乗って降りていったのよ。ここのエレベーター、子供さんいる家庭も多いから、身長90センチほどでエレベーター自動感知するから」
「は?まさかミャー、二本足で立ってたとかいうなよ?」
美弥が口を尖らせた。
「もう、違うっ、カーテンで爪研ぐみたいにエレベーターのボタンに両前脚かけてエレベーター呼んでたんだって」
俺はスプーンに乗せていた牛肉の塊をポトンと落っことした。
俺は美弥の作ってくれたビーフシチューを頬張りながら、ミャーの寝床をチラッと見た。
「うん、最近昼間もだけど、夜も出かけて朝帰りしたりするの」
美弥が膨らんできたお腹をさすりながらルイボスティーを注ぎ入れ、俺の前と自分の手元にコトンと置いた。
「てゆうか、ここタワマンだけど?ミャーはどうやってここから出かけてんの?その辺にいるんじゃね?」
「それが、この間、こっそり跡をつけたらちゃんとエレベーターに乗って降りていったのよ。ここのエレベーター、子供さんいる家庭も多いから、身長90センチほどでエレベーター自動感知するから」
「は?まさかミャー、二本足で立ってたとかいうなよ?」
美弥が口を尖らせた。
「もう、違うっ、カーテンで爪研ぐみたいにエレベーターのボタンに両前脚かけてエレベーター呼んでたんだって」
俺はスプーンに乗せていた牛肉の塊をポトンと落っことした。
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