PTSD
第一章 日課
「では、
来週また。」
笑って送り出すカウンセラーに
ローズも少しだけ微笑み、診療室をあとにした。
待合室では、
長椅子に座り
足をぶらぶらさせながら、
楽しそうに雑誌をめくる娘
メリーアンが待っていた。
「いつも悪いわね。長く待たせて
どうしても、
思ったより時間が長く
かかってしまうの
気をつけても
さあ、
お腹も空いたし!
食事と、ショッピングに出掛げ
ましょう。
ご馳走するわ!!」
メリーアンは母親を見上げ
にこりと微笑み、
読んでいた雑誌を放り投げ思いっきりよく立ち上がった。
そうして
母親の腕に抱きつき、軽くハミングしつつ、
ふたりは賑やかな街へと、吸い込まれて行った。
来週また。」
笑って送り出すカウンセラーに
ローズも少しだけ微笑み、診療室をあとにした。
待合室では、
長椅子に座り
足をぶらぶらさせながら、
楽しそうに雑誌をめくる娘
メリーアンが待っていた。
「いつも悪いわね。長く待たせて
どうしても、
思ったより時間が長く
かかってしまうの
気をつけても
さあ、
お腹も空いたし!
食事と、ショッピングに出掛げ
ましょう。
ご馳走するわ!!」
メリーアンは母親を見上げ
にこりと微笑み、
読んでいた雑誌を放り投げ思いっきりよく立ち上がった。
そうして
母親の腕に抱きつき、軽くハミングしつつ、
ふたりは賑やかな街へと、吸い込まれて行った。