堕落シンデレラは秘密に同居する。👠

 そうだっ! 
 小説だっ!!!!
 小説にしよう!!!! 

 あ、でも、小説って英語でなんていうんだっけ?

 どうしよ、分かんないよっ!!!! 
 ええいっ、日本語でいいやっ!!!!

「I love 小……」

「先生!」

 蓮翔がわたしの言葉を遮り、手を上げる。

「ハイ、ナンデショウ?」

「僕が代わりに答えても宜しいでしょうか?」

「オオッ!」
「石黒君アナタ、勇気ありますネ!」
「いいデスヨ!」

「ありがとうございます」
 蓮翔がそう言って、爽やかな笑みを浮かべると、

「きゃ~~」

 と女子達の歓声が上がり、
 蓮翔は席から立ち上がる。

「アナタのI loveは何デスカ?」
 先生が尋ねる。
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