堕落シンデレラは秘密に同居する。👠
「そ、そんなことっ……」
わたしがそう言うと、ちゅ。
蓮翔が唇にキスを落とす。
!?!?!?
蓮翔は唇を離すと、
「残念だったな、粉被りっ!」
と勝ち誇った顔で言った。
はああああああああっ!?!?!?
「粉被りッて何よ!?」
「本当、蓮翔は詩朗くんと違って性格悪すぎっ!!」
「違う男の名前出してんじゃねぇーよ!!」
「お仕置きしてやるっ!!」
蓮翔はそう言うと、また、わたしの唇を塞いできた。
舌と舌が絡み合う。
何がお仕置きよ……。
全然苦痛じゃないんだけど……むしろ逆……。
自然と蓮翔の首に両手を回すわたし。
わたし達は保健の先生が来るまでの間、甘いキスをしまくったのだった。