堕落シンデレラは秘密に同居する。👠

 わたしは新しい下着等を床に置き、お風呂の前でパジャマや下着を脱ぎ捨て、お風呂に入る。

 あれ? 
 カビついた窓が開いてる。

 なんで開いてるの? 

 わたしは、ハッとする。

 そういえば、蓮翔が小説読む前に湿気で部屋がもんもんしてるから、喚起する為に窓開けに行ったんだった!

 よく見ると、バスタブだけはピカピカになっていた。

 綺麗~~!!
 すごいっ!!

 とっとにかく、窓閉めないとっ!!

 きゅきゅ~~。
 両手で引っ張って必死に窓を閉めるわたし。

 なんとか半分閉まったけど、完全には閉められず。
 ずぅ~~んと暗くなるわたし。

 窓引っ張っただけで全部の指が痛い。
 とほほ。

 てか、どうしようっ! 
 蓮翔と少し喧嘩っぽくなっちゃったし、わたし、真っ裸だしっ。

 とりあえず、少し扉を開け、居間にいる蓮翔の様子を伺うわたし。

 あれ? 
 いない? 

 隣のトイレからガタゴトと音が聞こえた。

 蓮翔、トイレ中かっ。
 仕方ないっ。

 わたしは扉を閉め、窓が少し開いたままの状態でシャワーを浴び始める。

 ここ1階だし、窓から誰か覗いてきたらアウトだ。
 でも、こんな貧相な体見てもげんなりするだけだろうし、大丈夫大丈夫!
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