堕落シンデレラは秘密に同居する。👠


 そして、翌日の19時50分頃。
 わたしはノーパソの前に座り、
 アイヒメの友達の一人である小鹿ちゃんと、ウイッターのダイレクトメールで会話をしていた。

『堕落シンデレラちゃんって、ほんと文才あるよね。うらやましーよ』

『そ、そんなことはっ!!』

『ねぇ、堕落シンデレラちゃん、今から会わない?』

 えっ……。

 わたしの手の動きが止まる。

『だめ?』

『いいけど、どこで?』


『堕楽高校の前とかどう?』


 えっ……。
 堕楽高校!?!?

『あたしの家、その高校の近くなんだ』
『堕落シンデレラちゃんも距離的に近いと思うし、どうかな?』

 会ってみたいけど……絶対、会うなって蓮翔に止められてるしなぁ……。

「ごめんね、会えない」

『そっか~~、残念っ!』


『じゃ~あ、石黒羽希ちゃんが堕落シンデレラだってことバラしちゃお♪』

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