あの花の名前は
「あっ、先生!あの、これって友達と一緒にでもいいですか?」

「あぁ、もちろんだよ。」

「ありがとうございます!頑張ります!」

「嬉しいよ。そんなにやる気になってもらえるなんて。」

「それでは失礼します。」



―その頃…―



「蓮くん遅いなぁ〜…って、」



ドン💥



うわぁ!!!!


だだだだだだだん!!!(転がり落ちる)


痛たたた…



「はっ!!!大丈夫ですか!!?お怪我は??!!」

うぅ……

ひょいっ(お姫様抱っこ)

「…へ?えっ!!?ちょ、おろしてください!大丈夫です!」

ズキッ!!

うぅ…

「やっぱり…守りきれませんでした。本当に申し訳ない。
保健室に行きましょう。」

へ??

「えっ!!?ちょ、ちょっと待ってください!!」

えっ??どういうことなの???

「あの、一旦、状況を説明して頂きたいです!!」

「簡潔に申しますと、あなたは人にぶつかった衝撃により、
階段から転落、それを私が助けたがあなたを守りきれず、
あなたは軽傷とはいえ、全身に打撲をおっているでしょう。だからとにかく急いで、保健室へ。」

えっ、??えっ!??えーーーーっ!!!???
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