あの花の名前は
「あ、そうだそうだ!!名前これに書いてくんない?

てか、タメでいい?俺高一だけど…?」

「あっ、私も一緒!」

「それなら良かった。はい、これに、名前。、漢字で。振り仮名うっといてもらえる?」

「おっけー、」

シュンさん。感じいい人だな〜…。めっちゃ喋りやすいし!



「はい、これ、私の名前!」

「ん、俺も書けた!じゃぁ、交換!」


「へぇ〜これで夓渼って読むんだ!すっごいムズ!」

「だよねぇ~でも意外と覚えれば簡単!蕣の名前、私より断っ然難しそう!!」

「俺も一緒で、意外とそんなもんだよ?笑笑」

「じゃあ、俺はもうそろ行かないと!安静にしとけよ!!」

「うん!!ほんとに今日はありがとね!!」

「うん!…あっ、俺もラストのお願い!」

「ん?なにー?」

「連絡先、交換しよ?」

「んー?いーよー!」

「よっしゃっ!ありがと!」


「よっしおっけ!ありがと!

この短時間だけだったけど、芹と喋ってて、
本当に心が軽くて、気持ちが癒されてた。

俺さ、どんな時もずっと緊張感を持って生活してんだけど、
芹とはそれがいつの間にか消えてたんだよね…。
だから、これからも仲良くしたいなって…思っ、て…。
どお?」

「うん、実はね、私も蕣と同じ気持ち。だから、もちろん!
これからも仲良くしてね!」


「芹…、。ありがとう!!大好き!!」


へっ??…////

「じゃあ、またな!芹!!」

えぇーーーーー〜?????????!!!
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