あの花の名前は

「おっつー。」

「おっ！あっ、やっぱり〜！みんな一緒だったっしょ？笑笑」

「おう！さっすが芹様っすわ〜！予言的中！✨」

「ありがと、蕣笑」

「あ、そういえば、席はどこなの？」

「あ、もしかしてさ…、3人来るから、次学活なんじゃね？」

「あーね、そゆことか〜！じゃあ、とりあえずわかんないし、3人ともここにいなよ！」

「えっいいん？怒られんの？」

「いーよいいよ、だってこれは先生の問題じゃん？
席を伝えてなかったのが悪いんだから。」

「確かに…。超ド正論だ…。✨」

「あっ！先生来たよ！いっておいで！」

「「「うん」」」



「あの、俺たちの席ってどこですか？」

「あー、悪いな君たち。君たちには初め、教室の外にいてもらって、先生が入ってきて、って言った時、入ってもらっていいかな？」

「わかりました。了解です。ご丁寧にありがとうございます｡｣

「おっけ、代わりに聞いてくれてサンキュな。」

「そんじゃ、廊下行こうぜ。」


「今日から、3人、転入生が、このクラスに来ます。
それでは、入ってきてくださーい。」

ガラガラガラ

キャッキャ！
ザワザワ…

「みんなから見て左から、
煇御 蘭 さん、煇御 麻 さん、瑳懋 蕣 さん、です。
みなさん仲良くしてくださいねぇ〜。

それでは、席ですが、
蘭さんは、右後ろ角、麻さんは、左後ろ角、
蕣さんは、1番後ろの真ん中でお願いします。
それでは、休み時間のうちに、席は作っておいてください。机･椅子は、倉庫にあります。それでは解散。」