あの花の名前は

―当日―



「ちょっと3人とも〜!!早くして〜!!」

なんとなんと…、、私がどれだけ起こしても起きなかったため放置していたら、結局起きず、私たちは今すごく焦っている…

「ほんっとになんでそんな起きないかな〜…」

「ごめんって、、はい、おっけ。」

「うん、俺も。」

「俺も準備完了。」

「よしっ!!じゃ、学校まで走るよ!!」

「「「ええっ!!?」」」

「よっしゃー!ギリギリ間に合った〜!」

「ちょ、、芹、早すぎ…はぁ、はあ、」

「えー?そうかな〜?」

「ほんと、、さすが、はぁ、陸上部だわ、はぁ」

「まじ、はあ、体力、はぁ、えぐすぎ、はぁ、、」

「ふふっ!ありがと!」

そう、私は実は、陸上部に所属していて、自分で言うのも
なんだけど、陸上部のエースとして活躍しているのだ。

「ちょっと!、あなた達!!早く乗りなさい!」

「ほら!、私たちここだよ!早く乗ろ!」



「はぁ〜、、ごめんね、いっちー…」

「ほんとだよ〜、どした?」

「いやー、3人が寝坊しちゃってさ〜、そんで私が待ってたあげてたっていう…理由です。笑」

「あーね。ほんと、りんりんは優しいね。」

「、ありがと(ぎゅっ)」

ほんとに、私は櫟ちゃんのこういうところが大好きなのだ。

「も〜、、ほんと、りんりんはずるい!!」



「はい、では到着でーす。みなさん降りたら、一旦集合です。」


「はい、動物園に到着しました。ここからは班行動です。
それぞれで協力して、行動してください。
落し物には注意してください。それでは解散してください。」

「どこから行きたい〜?」

「う〜ん、俺は、レッサーパンダが見たい!!」

「俺はライオンとか」

「俺キリン!」

「俺ペンギン見たい!」

「おっけ、私はうさぎだから、、
ライオン、キリン、ペンギン、小動物系で、行こう!」

「りょーかーい!」

「じゃあ、まずライオンだな!」

「ライオンは…こっちだ!!」
< 53 / 63 >

この作品をシェア

pagetop