Dreams come true
「私はそんなの許せないもんっっ!!!!」
冷静でなんてとてもじゃないけどいられなかった。
「綾香。あんたさ・・・・・自分が悪いと思ってない・・・?」
「え・・・・」
香織が少し怒った顔で言った。
「帰るのが遅かったからって・・・・」
「何で知って・・・・・」
「あんたは何にも悪くないでしょ・・・?」
「だっ・・・・・て・・」
「悪いのはその殴った奴でしょ・・・・?」
「私が早く帰ってればもっと早くお兄ちゃんがッッ!!!!」
私は我を忘れた。もうおかしくなっていた。
「お兄さんだって・・・・あんたが悪いなんて思ってないよ・・・」