Dreams come true
私は我を失った。
「は・・・?何で??」
「オレ、部活に専念したいんだ。」
そうとう智志の決意は強かったんだろう。
「べっ・・・べつに別れなくても・・・」
「これから部活ばっかりになる。オレ小さい頃からバスケやってんじゃん?」
泪が止まらない私は頷いた。
「っ・・・・うんっ・・」
「そしたら優の相手してやれなくなる。今までみたいに遊んでやれない。でもな。オレは優のこと大好きだ。」
「じゃあっ・・・」
「ごめんな。オレバカだから。二つのこと一気に出来ないんだよ。」