Dreams come true





優side



「あぁ~あうちらの出る幕なさそうだね。」




「本当だねぇ~」




私たちは武道館まで自転車できた。今武道館の見えるところにいる。(でも結構遠い)




香織が山田に何かされてるんじゃないかって心配だったけど、先輩がいてくれたおかげで何もなかったようだ。




「ていうかさ、優?何であんなタイミングで先輩いたんだろうね?」




「うちが電話したんだよ。」




「いつのまにっ???」





「秘密~♪」






「とりあえずよかったよ。ハッピーエンドで。」





「うん。くっついたみたいだしね?」






「そろそろ香織ん家で待ってようか?」




「うん。」



私たちは香織に後押しされていた。




これで自分たちも告白できる勇気ができる。





そして、おめでとう。





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