Dreams come true







私は智志が座った席を見た。





「アレ・・・智志・・・・私の隣なの・・・?」






「おお。そうみたいだな。よろしくなっ。」





周りから見たら普通の仲が良い友だち。





私にとってはまだ好きなまま別れた元彼。





未練タラタラじゃない。






「そっかっ。よろしくねっ。」






そうすると、担任の先生が入ってきた。






女の先生だった。





「みなさん。おはようございます。石田 百合絵っていいます。」





まだ若そうな先生。優しそうな先生だ・・・・
< 32 / 170 >

この作品をシェア

pagetop