Dreams come true





しかし、いくら走っても先輩の背中はいっこうに見えない。





「はぁっ・・・もぅ・・・いないの・・?」





私は近くのお寺の前にさしかかった時に足を止めた。








「先輩・・・・・」








先輩がお墓にむけて、手を合わせていた。




先輩は・・・・泣いている。





私は先輩を呼んだ。






「先輩!!!!!!!結城先輩!」








先輩は気づいてくれた。







「ッッ・・・・?!優ちゃん??」
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