双子の殺し屋は気分屋さん

召喚

とある路地裏で60代位の男と双子の深くフードを被った少年2人がいた。

「や、やめてくれ、頼む……!
お前たちの1番欲しいものをやる!
金でも酒でも女でも1番良いものをやるから
見逃してくれ! 」

「ふーん、僕たちが欲しい物くれるんだぁ〜」

「あぁ、なんでもやる!
だかr」

「じゃあ、貰うね♡」

グサッ

「ぐぁぁぁぁ!!
な、なんでだ」

「なんでっておじさんがなんでもくれるって言う
から貰っただけだよ?おじさんの右足♡
でも、これで走れないねぇ
どうする?ほふく前進でもして逃げる?」

「あ、悪魔だ
お、お前らは悪魔だ
くそ、ぐぞぉぉぉ
許さねぇぞ
絶対許さねe……」

その言葉を最後に男の体はピクリとも動かなくなった
「あーあ、ギャーギャーうるさいから斬っちゃたじゃん」

「じゃあ、そろそろ家に帰るか
お腹すいた」

「そうだね、今日はカレーライスだぁ」
そう言いながら帰ろうとした時…
薄暗い路地裏の双子の立っている地面から突然光が浮かび上がった

「っルカー!」

「お兄ちゃん!」

双子はお互いの手を取ろうとした所で光に包まれながら光とともに消え去った

その数日後警察が双子が殺したナイフなどで刺されてぐちゃぐちゃになった男の遺体とどこも怪我などをしていないまるで魂が抜かれたような双子の死体を発見し今も尚未解決事件として扱われているらしい…
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