お馬鹿な君の世話係。
なんの争いだよ…。

「うるせぇよ。

まぁ、言いたくねぇなら
そういう事にしておく。」


「気になるけどね。」

翔が言った。


…う゛…。

なんか、翔には
全てが見透かされてる感じがした。



「…………で?」

真が言った。

「…は…?」

棗が言う。

「何しに来たんだよ?」

真が言った。

「……もう、めんどい。
夕飯食うから、後から食堂来い。」

そう言い捨てて、部屋を出て行った。

「じゃ、俺も。」

翔君もそう言って、部屋を出て行った。


「………で?」

「…なんだよ。」

隼人が言う。

「…お前らは、帰んないの?」

真が笑顔で言った。

「早音、凛ちゃんと遊びたいー!!」

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