お馬鹿な君の世話係。
「だな…。
けど、面倒くせぇしいいかな。」
棗が言う。
本当は、恥ずかしいんだと思う。
「そっか。」
けど、俺はそれで納得した。
棗も、あの子が気になってるんだなぁ。
―――――――――――
「あがりー♪」
俺が言う。
「また、お前が一番かよ。」
真が言った。
「隼人、強いー!」
早音が膨れっ面で言う。
トランプでババヌキをしていた。
そんな中。
「あははっ!」
隣から、凜の笑い声がする。
「…でねっ、兄ちゃんが…、」
由貴が凜に話をしている。
抜け駆けか、コイツ!?
俺が2人をじーっと、見ていた。
凜は、ベッドに座り。
由貴は、床に座って凜に話をしている。