お馬鹿な君の世話係。
――――――

憂鬱な朝。

けど、部屋を出た途端。

テンションが上がる。


「…………。」

明らかに嫌そうな顔をしている。

そんなに、嫌ですか。


俺は、超嬉しいんだけどー♪


「一緒行こうよー♪」

俺が満面の笑みで言う。

「………ぇっ…。」

そう言って、下を向く凛。

可愛い反応。


――ガチャッ


「ごめんっ、凛っ!!」

そう言って、出てきた奴。

「…なんで、いつも
いいタイミングに出てくるわけ…?」

俺が言う。

「…ん?」

真がこっちを見る。

< 141 / 459 >

この作品をシェア

pagetop