お馬鹿な君の世話係。

「凜っ…凜っ!!」

誰かが言った。

「おいっ、起きろ馬鹿っ!」


いや…、馬鹿はないでしょ。


「んん…、馬鹿じゃないし。」

そう言って起きた。

「はいはい、すいませんね。」

真が出口に向かう。


「ちょっと、待ってよ!」

私は後を追いかけた。


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