お馬鹿な君の世話係。
――――――

保健室に着き。

中に入ると。

ベッドのカーテンが閉まっていた。

凛、まだ寝てんの!?


――シャッ


「凛ー。
いい加減、起きな………よ?」

ベッドを見ると。

「はぁ?」

不良が寝ていた。←


「…凛……。」

明らかに凛じゃないんだけど。

「……お前、誰。」

私をガンつけて、言う。


この人…。

あの有名な不良だ。


「凛の友達です…。」

凛を知るはずがないんだけど。

名前を知られたくないからそう答えた。


「あぁ。凛って、アイツか。」

< 180 / 459 >

この作品をシェア

pagetop