お馬鹿な君の世話係。
「…………。」

わけが分からず、ぼーっとしていた。


――ガラッ

ドアが開いたかと、思うと。


「凛はー!?」

龍也と真と隼人だった。

うるさいし。


「うわっ。」

不良の存在に気づき、嫌な顔をする真。

「ここ保健室。声、でけぇんだよ。」

不良が言った。

「棗、可愛い凛ちゃんは?」

隼人が言う。


知り合いなんだ。

そうそう。
棗とか言う、名前だった!


「…同じ事、何回も聞くなよ。」

隼人を睨みつけて言う。

「俺、聞いてないし。」

真がキレ気味言った。


「なんで、キレてんの…?」

私が苦笑いで、龍也に言う。

「さあ?」

龍也も苦笑いで、答える。

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