お馬鹿な君の世話係。
ただ、教えてほしいダケ
「…うるせーな。

保健室来たら、アイツが寝てて。

どけって、言ったら
キレてどっか行っただけ。」

棗君が言った。


結局、知ってるんじゃん……。


「…なんで、どけっつったんだよっ!」

真がキレて言う。


なんか、キレてる所が違うような…。


「邪魔だったからって、言ってんだろ。

俺も、好き勝手にめっちゃ文句言われて
機嫌わりぃんだよ。」

そう言って、また舌打ちする。


「…また、変な事言ったんだろ?」

真が言う。


「ねぇ。めっちゃ、キレてないっ…?」

私が、小さな声で龍也に言う。

龍也は、苦笑い。

< 183 / 459 >

この作品をシェア

pagetop