お馬鹿な君の世話係。
これは、握手を求めてるのか…?
手が震える。
「あ、男苦手だから。」
そう言って、真が私の頭に手をのせた。
「「……は?」」
みんなが驚いて言う。
「…あのっ…。」
困ってしまった。
「…だから、変な事しないでね。
ちなみのちなみに、俺守り役なんでっ!」
そう言って、ピースする真。
なんだ。
いつも通りじゃんっ…。
「なんか、逆に興味わくねっ♪」
「あたし、女の子だから平気だ~!」
「面倒くさい奴がきたな。」
みんな、反応が様々なようで…。
面倒くさい奴って…、ヒドくないか?
「……一応、克服したいので…。
……よろしくお願いします…。」
私が言った。