お馬鹿な君の世話係。

「なに?何が言いたい。

ってかさ…。
いつまであたしの家居るわけ?」

私が言った。


「凛が寝るまでー!」

「お前は、変態か。」


「…いーじゃん別に。」

いきなりいじけだしたよ、この人。


「今、何時か分かりますか?
9時だよ?夜の9時っ!!

優奈は、三時間前に帰ったのにっ!
なんで、帰んないのっ!?」

私が言った。


優奈と一緒に帰ったと思ったら……。

また、戻って来やがった
このお馬鹿さん。


「なんだよっ!
俺が居ると迷惑って言いたいのかっ!」

今度は、キレだしたよ。

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