お馬鹿な君の世話係。
何を考えてるの?
「無理。断固拒否。」
私は、普通に言った。
だってさ?
普通に考えてみてください。
付き合ってもいない女の子の家に
泊まりたいと言う方が
おかしくないですか?
私は、普通の判断をしただけです。
親が、許すはずもないし。
いや…、けど分かんないな。
お母さん、真大好きだし……。
ま、とりあえず。
「お帰り下さい。」
私が極上スマイルで言った。
「………なっ………。」
真の顔が赤くなった。