お馬鹿な君の世話係。
―――――――――

朝。


私は、準備バッチリで
ご飯を食べ終わりテレビを見ていた。


「…………遅い。」

私が呟く。


「あら?凛、まだ居たんだ。」

お姉ちゃんが言った。

「あの馬鹿が来ないんだよね。」

私が苛立ちながら言う。


「あんたも大変ね~。」

お姉ちゃんがニヤニヤしながら言った。

「なに?」

「別にー。」

意味分かんないし。


時計を見た。

「……もう、遅すぎっ!」

何時に来るつもりっ!?


「行ってらー。」

まだ、何も言っていないのに
お姉ちゃんが言った。

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