お馬鹿な君の世話係。
―――――――――――

気分も、だいぶ良くなってきた。

真には、本当に感謝だ。


棗も、謝ってきて。

ますます、元気になる一方。


みんなで、話していたら。


保健室の先生と一緒に、
早音ちゃん達が入ってきた。


「…も~!痛いー!」

早音ちゃんが頭を抑えて言う。


「早音が悪いんじゃん。
自業自得でしょ。

そんな痛くないくせにっ!」

由貴が言った。


「痛いもんっ!血が出たもんっ!」

「出てない出てない。」

由貴が、笑いながら言う。

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