お馬鹿な君の世話係。
「凜を認めてるんだよ。」
とか言って、1人頷いてる。
「あたし、君のなんなんだろうね。」
彼女ですか。
「うん、そうだね。
いつも言ってるけど俺、真ね。」
真と言わないで、君って呼んでるから。
「あぁ、知ってる知ってる。」
適当に流す私。
「寮って、色々めんどくない?」
「めんどくない。」
「楽しそうだとは思うけど…。」
「だろっ!?」
真が立ち上がって言う。
「でも、寮ってどんな人がいるか分かんないじゃん。」
寮っていったら、逆ハーしか浮かばない私はおかしいのだろうか。
「凜なら、やっていけるって!」
「…あたし、君を心配してんだけど。」
「凜がいれば、大丈夫っ!」
「………他誘いなよ。」
私は言った。