お馬鹿な君の世話係。

「はいはい。」

そう言って、おろされた私。


一体、コイツは何がしたいんだ。


「ほらー、凛が起きないから
もう15分経ってるし。」

真が時計を指差して言う。

「じゃぁさ。
あたしも、言わせてもらいますけど。

真があれから寝て、
大変だったんだからね!?」


「俺が寝て何が大変なんだよっ!
寝ろって言ったのは、凛だろっ!」


「真が悪いんじゃんっ!

あたしの膝の上に寝て、
脚が痛かったんだからっ!

真って呼んでんのに、起きないし!」


私が言った。
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