お馬鹿な君の世話係。
―――――――――――――

「…どうすんの。」

俺がみんなに言った。

「どうするって…。」

「やっぱ、棗先輩が…。」

龍也が言う。

「はぁ?」

俺が言った。


「…と、言うのは嘘でっ!」

美波が言う。

「凛も分かってるんじゃない?
家まで来るんだから。

今日の事もあったし。」

翔が言った。


どうにかして、凛の事を探りたい俺達。


「つか、遅くね?」

俺が言う。

「…また、
いちゃついてるんだよあの二人~!」

美波がそう言って、立ち上がった。

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