お馬鹿な君の世話係。
それから、テキパキと片付ける真。
「これは、ここだろ。」
「うん。そうそう。」
そんなやり取りばかりしていた。
早音ちゃんは、いつの間にか爆睡…。
「隣の人、誰だろー。」
気になる気になる。
「さぁ…?見に行くかっ!」
真が言った。
「片付けは…?」
自分から言ったんだからね?
「一時、放置っ!」
真が笑顔で言う。
笑ってごまかすなよ。
「まぁ、いいや。」
私は言った。
「やっぱ、凜が行ってくればっ!」
「は?」
私が思わず言った。
「………。」
真が黙った。
「…ふざけないで?」
私が優しく?言い直した。
「…じょっ、冗談…。」
真が咬みながら言った。
なぬ…?