お馬鹿な君の世話係。
「あ、ねえタオル…。」
取ってくると言いたいところだけど、止めた。
「…持ってきてないの?俺の使う?」
隼人が笑って言う。
「嫌だよ。」
私が笑って言った。
「嘘だって。取ってくるから。」
そう言って、隼人が私の席に行く。
「いいよっ…!」
言ったけど、聞こえてないみたいだった。
その間、なんとなく別な方を向いていた。
一回見てみると、隼人と真が喋っている。
何話してんだろ…。
言い合いしてるみたいだった。
「お前に関係ないだろ。」
「…あるし~。俺、凛好きだから。」
隼人が言う。
「あっそ…、適当に頑張っとけば。」
「なに、妬いちゃってんだよ。」
早く、戻って来てください。←