お馬鹿な君の世話係。
「…真がいない方が幸せになれるの?
離れた方が、凛が幸せになれるっていいきれるわけ?」
「………それは、分かんないけどさ。」
「それじゃあ、ただの自己中だよ。」
美波が言った。
そんなつもりは、ない。
凛の事、一番に考えてるはずなのに。
俺…、自己中なのかな。
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「…どこ行くの?」
「どこでも~。」
隼人が言う。
「何それ。」
そのまま、隼人に着いて行く。
「今日、部活?」
私が言った。
「部活かな。まじ、面倒くさい。」
「けど、自分で入ったんでしょ?」
「まぁ、なにかしらスポーツはしていたいじゃん?」
隼人が笑って言う。