お馬鹿な君の世話係。

「今日、なんか奢ってあげよっか♪」

隼人が、超ご機嫌で言う。


「クレープ食べたいなぁ。」

「いいよっ。帰り行こっか~。」

隼人が笑顔で言った。


やったっ!


そんな会話をしていたら、美波がずーっと見てくる。


「どうかした?」

隼人が笑顔で言う。

「べっつにー!」

美波がそう言って、そっぽを向いた。


「なんだよ。」

ちょっと、首を傾げる隼人。


私も、心の中で首を傾げた。


「……~りん…凛っ!」


爆睡中だった私は、隼人の声で起きた。


「はあ~…。終わったんだ。」

目元をこすりながら言った。

「可愛い。」

そんな私を見て、隼人は笑う。


私は、首を横に振った。

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