お馬鹿な君の世話係。
「早く帰ろ~ぜ。」
私のカバンを持ってきてくれた。
「ありがと。部活は?」
「いいの、サボれば~。」
「生徒会は?」
「どうでもいい。」
「そっか。」
そう言いながらも、安心した私がいた。
2人で、廊下を歩いていると翔に会った。
「2人で、帰るの?」
翔は、少し驚いたように言う。
「ん。クレープ食べに~♪」
隼人が自慢げに言った。
「そうなんだ。隼人スゴいよ。」
翔が笑って言う。
「俺は、言った事は
やりとげる男だからね~。」
そう言って、隼人は歩き出す。
翔に手を振って、隼人を追いかけた。
「クレープ屋、こっちにあったはず…、」
隼人が言う。
本当にあってんだか…。